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IPA試験の日程と合格率|応用情報・高度区分は40代の転職で役に立つ?【令和8年度CBT】

更新日 2026-11-03|運営 AI Mediaz(屋号)|PR 記事内に広告を含みます

結論(先に3行で)

  1. 令和8年度からIPAの応用情報・高度試験・情報処理安全確保支援士はCBT方式になり、前期(旧春期)と後期(旧秋期)に分かれました。応用情報と支援士は年2回です。
  2. 令和7年度の合格率は、応用情報22.1%〜24.5%、高度区分14.3%〜18.4%、支援士19.0%〜22.3%。合格者の平均年齢は、ITストラテジスト40.4歳、システム監査42.6歳、ITサービスマネージャ40.0歳と、40代前後の区分もあります。
  3. 40代の転職では、試験は「経験の説明を補う材料」です。転職者実態調査では、情報通信業で賃金決定に「免許・資格」を考慮した事業所は15.1%でした。
応用情報・高度区分の合格率(令和7年度)
図解:応用情報・高度区分の合格率(令和7年度)(出典:IPA 令和7年度春期・秋期試験の合格者発表(2026-11-02確認))

令和8年度のIPA試験はいつ?

IPAは令和8年度から、応用情報技術者試験・高度試験・情報処理安全確保支援士試験をCBT方式(試験会場のコンピュータで受験)で実施しています。年2回の「前期」(旧春期)と「後期」(旧秋期)に分かれ、試験区分ごとにどちらで実施するかが決まっています。

試験区分前期(2026年10〜12月)後期(2027年2〜3月)
応用情報技術者(AP)◯◯
ITストラテジスト(ST)◯—
システムアーキテクト(SA)◯—
ネットワークスペシャリスト(NW)◯—
ITサービスマネージャ(SM)◯—
プロジェクトマネージャ(PM)—◯
データベーススペシャリスト(DB)—◯
エンベデッドシステムスペシャリスト(ES)—◯
システム監査技術者(AU)—◯
情報処理安全確保支援士(SC)◯◯

IPAの「試験日程」ページ(2026年10月26日更新)で確認した日程は次のとおりです。

区分申込受付期間試験実施期間
応用情報(前期)2026年10月6日10時〜11月7日17時科目A 10月28日〜11月10日、科目B 11月24日〜12月6日
ST・SA・NW・SM(前期)終了科目A 10月17日〜27日、科目B 11月11日〜23日
支援士(前期)終了科目A 10月17日〜27日、科目B 11月11日〜23日
応用情報(後期)2027年1月27日〜2月16日科目A 2月6日〜19日、科目B 3月3日〜15日
PM・DB・ES・AU(後期)2027年1月27日〜2月27日科目A 2月20日〜3月2日、科目B 3月16日〜28日
支援士(後期)2027年1月27日〜2月27日科目A 2月20日〜3月2日、科目B 3月16日〜28日

受験手数料は7,500円です(情報処理技術者試験は消費税込み、支援士試験は非課税)。ITパスポート・情報セキュリティマネジメント・基本情報技術者は、CBT方式で年間を通じて随時実施されています。後期の申込の開始・終了時刻や合格発表日は、IPAの案内で確認してください。

合格率と合格者の平均年齢は?

令和7年度(紙の試験の最後の年度)の結果は次のとおりです。

試験区分回受験者数合格者数合格率合格者平均年齢
応用情報技術者春期38,663人8,527人22.1%29.0歳
応用情報技術者秋期44,005人10,792人24.5%28.6歳
ITストラテジスト春期5,586人836人15.0%40.4歳
システムアーキテクト春期3,963人616人15.5%36.8歳
ネットワークスペシャリスト春期11,948人2,126人17.8%34.1歳
ITサービスマネージャ春期2,002人295人14.7%40.0歳
プロジェクトマネージャ秋期8,511人1,219人14.3%37.7歳
データベーススペシャリスト秋期9,769人1,796人18.4%31.3歳
エンベデッドシステムスペシャリスト秋期1,156人177人15.3%36.0歳
システム監査技術者秋期2,245人362人16.1%42.6歳
情報処理安全確保支援士春期16,526人3,134人19.0%35.0歳
情報処理安全確保支援士秋期18,816人4,199人22.3%34.4歳

高度区分の合格率は14〜18%台です。合格者の平均年齢は、システム監査技術者42.6歳、ITストラテジスト40.4歳、ITサービスマネージャ40.0歳と、40代前後の区分もあります。経験を積んだ人が受ける試験だということが分かります。

40代の転職で、IPA試験は役に立つ?

役に立つ場面はありますが、試験だけで評価が決まるわけではありません。厚生労働省の令和7年転職者実態調査では、転職者の賃金を決める際に「免許・資格」を考慮した事業所は、情報通信業で15.1%でした(全産業30.6%)。一方で「これまでの経験・能力・知識」は81.3%です。

40代の場合、試験は次のような使い方が現実的です。

職種別に、どの区分が合う?

目指す職種合う区分記事
インフラ・クラウドNW、SM、応用情報インフラ・クラウド
PM・PMOPMPM・PMO
社内SE・IT企画ST、SM、応用情報社内SE
データDBデータエンジニア
セキュリティ支援士セキュリティ
ITコンサルST、AUITコンサル
組込みES組込み・製造業

クラウドの認定とはどう違う?

AWS・Microsoft Azure・Google Cloud などのクラウド認定は、各クラウド事業者が運営する民間の資格です。特定の製品・サービスの知識を示すもので、レベル・受験料・有効期限は各社の公式ページで確認してください。IPAの試験は国家試験で、特定の製品によらない知識を問います。インフラ・クラウドの求人では、両方が歓迎条件に書かれていることがあります。

職務経歴書にはどう書く?

正式名称と合格年月で書きます(例:「プロジェクトマネージャ試験 合格(2027年5月)」)。学習中・受験予定の区分は「2027年3月 受験予定」のように分けて書きましょう。書き方の全体は40代エンジニアの職務経歴書を参照してください。

CBT方式になって、何が変わった?

令和8年度から、応用情報・高度試験・支援士試験は、決められた期間の中で、試験会場のコンピュータで受験する形になりました。科目Aと科目Bは別の期間に実施されます。これまでの「春期・秋期の特定の日曜日」の試験と違い、期間の中で受験日を選べる一方、申込の締切と受験の予約を早めに済ませる必要があります。試験会場の空き状況は地域で違うため、申込が始まったら早めに予約しましょう。持ち込める物などのルールもIPAの案内で確認してください。

40代が試験の勉強を続けるコツは?

40代は仕事と家庭の予定が多く、まとまった勉強時間を取りにくいことがあります。高度区分は、科目A(旧午前。多肢選択式)と科目B(旧午後。記述式、区分によっては論述式)で必要な準備が違います(IPAはCBT化で出題形式・出題数・試験時間は変えないとしています)。仕事の経験が生きるのは記述式の問題で、プロジェクトマネージャやシステム監査技術者の論述は、これまでの経験を整理する機会にもなります。知識問題は、通勤時間などの短い時間で過去問を繰り返す、記述は週末にまとめて書く、のように分けると続けやすくなります。

試験と転職のタイミングはどう考える?

試験の合格発表を待ってから転職活動を始める必要はありません。職務経歴書には「2027年3月 受験予定」のように書けます。前期の試験区分は2026年10〜12月、後期の試験区分は2027年2〜3月が試験期間なので、転職活動と同時に進める場合は、面接の日程と試験の期間が重ならないように、受験日の予約を先に決めておくと安心です。

1週間でやることは?

目指す職種に合う試験区分を1つ決めます。次に、前期か後期かを確認し、申込期間をカレンダーに入れます。最後に、過去問を1回分解いて、知識問題と記述式のどちらに時間をかけるかを決めてください。

合格したら、職務経歴書と面接でどう使う?

合格した区分は、職務経歴書の資格欄に正式名称と合格年月で書きます。面接では、試験の勉強で整理できたことと、実務で使っていることを結びつけて話すと、資格が経験の説明を補う材料になります。プロジェクトマネージャやシステム監査技術者の論述で書いた内容は、面接で話すプロジェクトの整理にも使えます。

よくある質問

令和8年度のIPA試験は紙の試験?
応用情報・高度試験・情報処理安全確保支援士は、令和8年度からCBT方式です。前期(旧春期)と後期(旧秋期)に分かれます。
応用情報技術者試験の申込はいつまで?
前期は2026年11月7日17時まで、後期は2027年1月27日〜2月16日です(IPA「試験日程」2026年10月26日更新)。
高度試験の合格率は?
令和7年度は、ITストラテジスト15.0%、システムアーキテクト15.5%、ネットワークスペシャリスト17.8%、ITサービスマネージャ14.7%、プロジェクトマネージャ14.3%、データベーススペシャリスト18.4%、エンベデッド15.3%、システム監査16.1%でした。
40代で高度試験を受ける人は多い?
合格者の平均年齢は、システム監査技術者42.6歳、ITストラテジスト40.4歳、ITサービスマネージャ40.0歳でした(令和7年度)。
受験料は?
7,500円です(情報処理技術者試験は消費税込み、情報処理安全確保支援士試験は非課税)。

出典・確認したページ

この記事は 2026-11-02 時点で公的機関・各社公式ページを確認して書いています。制度や各社の条件は変わることがあるため、申込み前に公式ページで最新情報を確認してください。体験談・口コミは掲載していません。転職の結果(内定・年収)を約束するものではありません。